形成外科と整形外科の3つの違い
形成外科と整形外科は名前が似ていますが、大きな違いがあります。
形成外科は体の表面の病気の治療をしますが、整形外科は骨や筋肉の病気を取り扱います。
ですから、腰痛の時は整形外科に行きます。
腰の痛みは骨や筋肉の異常によって起こるからです。
形成外科の場合はやけど、切り傷、すり傷といった皮膚の表面の治療や手術をします。
交通事故によって皮膚に大きなダメージを受けた時も、この科に行きます。
以前の怪我の後を手術などによって改善するのも、この科の仕事になります。
形成外科は生まれつきの異常も治すことができます。
この異常というは皮膚の表面に限定されたものだけです。
例としては、痣やでべそ、唇裂などがあります。
手術後に見栄えが悪くなったところを改善するのも、この科で可能です。
例えば、乳癌により乳房の一部を取り除いた時に、乳房の形をもう一度整えることができます。
皮膚にできたできものを取り除く場合も、この科に行った方が良いことがあります。
他に巻き爪や褥創を治療することもあります。